日本語(にほんご)を 勉強(べんきょう)する 人(ひと)が 間違(まちが)えやすい 言葉(ことば) について、4コマ 漫画(まんが)で 紹介(しょうかい) します。
日本語の 教室で、先生が 「ちらしずし」という 寿司を みんなに 紹介しました。
とても おいしそうなので、スリは 食べてみたい と思いました。
次の日、まちを 歩いている時、「ちらしを どうぞ」と 男の人が 店の 前で 言いました。
※無料…free
「ちらしずし」と「ちらし」の 違い
男の人は 「ちらしずし」ではなく、紙を くれましたね。
じつは、この紙も 「ちらし」と いいます。
この「ちらし」という 言葉は、「散らす」(※)という 動詞(※)から 来ています。
ちらしずし……いろいろな 材料(えび、たまご、いくら、やさいなど)を ごはんの うえに 散らします。 ちらし……広告(※)を 色々な 人に 散らします。
【※
単語】
散らす:scatter 動詞:verb 広告:advertisement ちらし + すし = ちらし「ず」し
それから、「すし」が 「ちらし」の あと 「ずし」に なりましたね。
いくつかの 言葉は、このように 音が 変わります。(連濁)
例 手+紙=てがみ
三+千=さんぜん
日本+橋=にほんばし
Drawings by Kiyomi Ogawa
Edited by rei sugimoto
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